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本日、アクセル全開!

元気で可愛いトイプードルの女の仔♪アクセルの日記です

少しでも理解して貰えるように。。。

Category〇 闘病日記 〇
アクセルの主治医であるF先生の眼科セミナーの「白内障編」を紹介します。。。


加齢による目の衰えに限らず、感染やアレルギー、先天性、遺伝性のものなど
犬には多くの目の病気があり、治癒出来るものから失明に至るものまで症状も様々です

涙や目ヤニの量が増えるなど、症状が見て分かる病気ならば気づきやすいのですが
徐々に視力が落ちていくような病気の場合には、どうしても気づきにくいものです


人に比べて犬は、嗅覚や聴覚を使って多少の視力の低下をカバーする事が出来る為
はっきりと行動に変化が見られるようになる頃には
病気がかなり進行している状態になっている事も少なくありません


眼疾患は基本的に致命的な病気ではありませんが
痛みや痒み、視力の喪失などにより QOL(生活の質)に
影響を及ぼす可能性のあるものです


犬の目の変化を早期発見する為には
飼い主である私達が病気についての基礎知識を持つ事も大切な事の一つです


F先生は、配事や疑問、噂に惑わされないようにする為にも
白内障について沢山の知識を身につけて欲しいと仰っています



数年前に出版されたテキストにあるデータによりますと
北アメリカでは、過去40年間に23万頭の犬が白内障と診断され
この10年では、2.42%の犬に白内障が発症しているとあります
つまり、100頭中2~3頭の犬が白内障にかかっているという事です

日本において、この数字がそのまま当てはまるわけではありませんが
全体数から見ると、白内障を患う犬はやはり多いのではないかと思います


数字にもあらわれているように、白内障は犬がかかりやすい眼疾患の一つです
白内障は人も発症する病気ですので、詳しく知っている方もいる事と思いますが
改めて、白内障とはどのような病気なのでしょうか


白内障になる場所は「水晶体」といいます
水晶体は、目の中に入ってきた光を屈折させ、網膜に光を届ける働きをしています
水晶体は正しく光を曲げる必要があるのですが、その為には透明でなくてはなりません

白内障は、水晶体が白く濁る事で視力低下をきたす疾患です
白内障により水晶体がなぜ濁るのかを知る前に
そもそも、なぜ水晶体は透明でいられるのかを知る事が大切です
その為には、水晶体の構造を知る必要があるといいます





犬の水晶体は重さ約1.5グラム、容量は約0.5mlの小さな組織です
特徴は。。。

①血管が1本もない
②3つの分画と1つの大切な細胞を持つ
③ほとんどのタンパク質は可溶性


通常、血液は身体の組織にとって大切な栄養素を運ぶ働きをしていますが
赤い血液が眼球内に入ってくると目が見えづらくなる為
水晶体は血管が1本もないという1つ目の特徴を持ちます

血液の代わりに透明な栄養源となるものが必要となるのですが
それが、眼房水(がんぼうすい)と呼ばれる液体です


眼房水は、血液中の赤い成分がろ過されて透明な液体となり
目の中に入ってきて水晶体に栄養を与えています

99.9%が水で、0.04%がタンパク質、その他にアミノ酸、アスコルビン酸
グルコースなどが含まれています


2つ目の特徴、水晶体の構造はゆでタマゴを想像するとイメージが容易になります

水晶体は、核・皮質・嚢(のう)の3つの分画で出来ています
ゆでタマゴと水晶体の断面図は似ていて
黄身に相当する位置にあるものが核、白身が皮質
殻が嚢にあたると考えてもらえると分かりやすいかと思います

嚢は水晶体の内側と外側を隔てる壁として、非常に大切な働きをしています
ただし、前嚢と呼ばれる嚢の前面部分はポンプの役割を持ち
水晶体の外から栄養源となる眼房水を送り込んだり
水晶体の中の物質を外に送りだしたりして、水晶体内外の物質の交換をしています


また前嚢には、水晶体上皮細胞と呼ばれる1種類の細胞が
嚢の壁に沿って一列に並んでいます

水晶体上皮細胞は、前嚢に沿って上下に移動し
線維を形成して、最終的に真ん中の核に集まっていきます

そのようにして作られる線維は非常にキレイに配列される為
水晶体の透明性が作られる事になるのです


水晶体は、65%の水と35%のタンパク質とで構成されています
そのタンパク質の85%が水に溶けやすい可溶性のものである事が、3つ目の特徴になります


年齢とともに、不可溶性のタンパク質の割合が増えてくるといわれています
この溶けないタンパク質が、目の濁りに繋がっていくので
可溶性のタンパク質が多い事が、水晶体の透明性を維持するのに大切になってきます

また、水晶体のタンパク質は、水晶体の中に留まっているべきものなので
嚢から外に出てしまうと、免疫反応を起こして炎症を誘発する事が分かっています







専門用語というかね。。。聞いた事はある言葉でも
眼病と闘っているパパママさん以外は
ピンと来ないのが実情だと思いますが。。。

F先生も、横浜のU先生も、眼科の先生達は
卵に例えて、分かりやすく話して下さいます



長くなるので、次回に続きます。。。






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